ライフワークサポート　響　支援ブログ

最低賃金とは！！

不当労働撲滅を訴えています。！！
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ただ今、準備中！！

　最低賃金は法律で守られている！！　　

僕たち労働者は、仕事を始める時会社と労働契約を結びますね。

その契約によって会社から給料をもらっています。
でももしその給料が明らかに生活の出来ない額だったら皆さんどうしますか。？？

もしかすると、その契約の時点で立場の弱い労働者が不利な契約条件を押し付けられる
可能性もあるでしょう。

もしそんな事をされたら、労働者は日本国憲法で保障されている「健康で文化的な最低限度
の生活を営む権利」すら保障されなくなってしまいます。

こんな事態を避けるため、最低賃金法でその最低額を規定しているんです。！！

　
　最低賃金って、どんなもの。？？
　
労働基準法では、賃金の額については特に定めはありません。
しかし労働者が日本国民として健康で文化的な生活を営む為には、それに必要な額を
定めなければ、使用者側の都合で大きな貧富の差が生じてしまいます。

最低賃金法に基づいて国が賃金の最低限度を定め、使用者はその最低金額以上の賃金を
支払わなければならないのです。


仮に最低賃金が「時給650円」と決められている場合に「時給500円」という条件で
労働契約を結んだとしても、その契約は無効となり、労働者には最低賃金の「時給650円」
で労働契約をしたものとみなされ、不足額を請求する権利が発生するんです。


　最低賃金の2つの規定！！

現在、最低賃金法が改定され地域別最低賃金と産業別最低賃金の2つの最低賃金の基準が
規定されています。

これらの規定で決定される場合は、労働者が健康で文化的な最低限度の生活を営む事が
出来るよう、生活保護の施策との整合性も配慮しなくてはなりません。

要は、行政で規定している生活保護費より低くしない事と言う事ですね。！！

さて、その2つの規定はどんなものが有るのか。？？

　地域別最低賃金

地域別最低賃金とは、各都道府県の地域情勢に沿って定められている最低賃金です。

本来最低賃金法というのは労働者の生活を守るために存在するものなので、一般的に物価の
高い地域の地域別最低賃金は高く、物価の安い地域の地域別最低賃金は低めになっています。

例えば平成21年の規定では、東京都の最低賃金が時給791円、宮城県は時給622円です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（21.12.20施行）

　産業別最低賃金

産業別最低賃金というのは、場所ではなく仕事の種類によって決められている最低賃金です。

この金額も都道府県ごとに規定されていて、例えば宮城県の鉄鋼業なら時給771円、
東京都の鉄鋼業なら時給837円となっています。

　
　二つの規定、どちらで決める。？？

一つの仕事について地域別最低賃金と産業別最低賃金の両方が規定されている場合、
採用されるのはより高いほうの賃金です。

たとえば、宮城県で鉄鋼業で働いている場合は
　　　　　・地域別最低賃金：622円
　　　　　・産業別最低賃金：771円
ですから、最低賃金は高い方の産業別最低賃金：771円となります。

なお最低賃金は、原則として事業所で働く、常用、臨時、パート。アルバイトなど
雇用形態や呼び方が代わっても全ての労働者に適用されます。

最低賃金は、年度によって変わりますので、最新の情報を確認してくださいね。
ちなみに、此処で記載した物は平成21年12月に決められたものです。！！